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新コロ・メンヘラ・新年度

新型コロナウイルス感染拡大が続く中、
2020年度=令和2年度が始まった。

ちなみに2019年度=平成31年度だから
令和元年度はないことになる…のか?

師走には
「年が越せる」とか「年が越せない」とか言うけど
年度末3月には
「年度が越せない」と思っていた。

新型コロナウイルスのせいで、会社では
 不要不急の出張自粛的な対応をしろとか
 休業補償的な手当を検討しろとか
 テレワークを検討しろとか
 時差出勤を検討しろとか
次から次へと指示が下される。

そうでなくても忙しい年度末に
余計な仕事がオーバーシュート(笑)
私自身はロックダウン(笑)

AIを駆使した業務効率化とか
できればいいのだろうけれど
それほど簡単にAIを導入できるわけもなく
さらに経年劣化の激しい自分の業務処理能力は落ちてゆくばかり。

「年度が越せない」と思っていても
いつものように時は流れ
新年度は来るわけで
新年度が来ると
新入社員も入ってくるわけで…

入社式を取りやめる会社もあるけれど
自分の会社では数名の新入社員を迎え入れて
入社式も簡略化して行なった。

例年なら
新入社員には外部での教育を受けてもらうのだけれど
今年は新型コロナウイルスの影響で
そうした外部教育も取りやめとなり
そのあおりをうけて
社内で新入社員教育を行なうことになり
老体にムチ打って
私が「なんちゃって」社内講師を務めることになり…

実質1日+αの社内教育だけれど
経年劣化による業務処理能力の低下により
その準備をする時間も十分には取れなくて
当日朝の通勤電車の中で
ネットで社内教育のネタを探したりしたのだけれど…

当日はどうにもこうにもバタバタ&グダグダで
新入社員は「大丈夫か?この会社…」と思っただろうし
一生に一度の新入社員教育なのに(大げさすぎる?)
申し訳ないことをしたと思う。

「みなさんは令和になって最初に入社する新入社員ですが
 私は昭和に就職して、昭和・平成・令和と働いてきました。
 みなさんのお父さんやお母さんは私より年下かもしれません」
みたいなアイスブレーキングも考えたのだけれど
「何言ってんだ?このおっさん」
みたいな反応が
新入社員のグループ・ラインでやり取りされるのが怖くて
結局何も言えず(笑)
 
自分が就職したときにも
いちおう新入社員研修はあって
「そのときには何を教わったかな…」
と思い出してみるものの
あんまり思い出せず。

自己紹介ならぬ他己紹介をするように言われて
隣に座った女子に関する情報を聞き出さねばならなかったのだが
田舎から上京してコンプレックスもあり
めっちゃ緊張していて話しかけられなかったことを覚えているくらい。

なので今年度の新入社員も
「新入社員研修の内容なんて忘れてしまうんだろうな…」
とは思いつつも
何もしないわけにもいかないので
オリエンテーション的なことはひととおり行なったつもり。

このご時世、
メンタルヘルスについて触れておくことも必要と思い、
ネットでそれらしき資料を探して話をしたのだが
あとになって気づいたのは
イマドキの若者は「五月病」とか知らないらしいということ(笑)
やっぱ講師も若くなきゃダメだと思った。

ちなみにツイッターとか見ていると
「メンヘラ」という語があって
おっさんは知らなかったので調べてみたら
メンタルヘルス=メンヘル
メンヘルな人=メンヘラ
ということを知った。
来年度の新入社員研修を担当することがあれば
オリエンテーションの項目は
メンタルヘルスではなく「メンヘル」としよう(笑)

2020年度=令和2年度の新入社員は
「新コロ」感染拡大の真っ只中に入社して
例年の新入社員とは異なる厳しい環境におかれるけれど
若い力でこの苦難を乗り切ってほしいと願う。

「若い力」ももはや死語かもしれないけど(笑)
明けない夜はない
止まない雨はない
これは死語じゃない(はず)

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