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18090

2020は東京オリンピック・パラリンピック競技大会
8020は「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動
小説8050はひきこもる長男とその家族の姿を描いた林真理子の小説
8050問題は80代の親が50代の子どもの生活を支えるという問題

林真理子と言えば
自分の中ではエッセイ「美女入門」のイメージで一時期、愛読していたけど
こういう社会問題をテーマにした小説を書かれるのにちょっと驚き(←失礼…)

以前、TVのニュースで
40歳から64歳のひきこもりは61万人という数字を聞いて
自分と同年代の人が61万人もひきこもっているなんて
にわかには信じがたかった。

ひきこもる人が50代なら
その親御さんは80代くらいで
8050問題と呼ばれるわけだ。

おそらく50代になってひきこもるようになったという人は少なくて
若いときからひきこもっていて
それが長期化して気がつけば50代というケースが多いと思う。

それほど長くひきこもり状態にあるのは
ご本人もご家族も大変ツラいことだと思うけれど…

今のご時世、こんなことを言ったら
即座に&否応なしにたたかれるだろうが
50代でひきこもっていられるのは
ある意味、恵まれているのではないか?

ひきこもりのかたはおそらく無収入で
そうすると生活費を出すのは親御さんで
親御さんの年金だったり貯蓄だったりが生活費になっていると思われ
それはある意味、恵まれているのではないか?と思うわけである。

ひきこもりのかたの具体的な生活はよくわからないけれど
身の回りの世話というか
炊事・洗濯・掃除とかは親御さんがされるのだろうか?

あくまで想像だけど
50代のかたがひきこもっていて
仕事もせず家事もせず、たとえばゲームばかりしているのに
80代の親御さんが
生活費を出して身の回りの世話もするって考えると
まさに自分が50代で
同居する父親は80代なのだが
自分と父親にあてはめて考えてみると
とても無理というか、ありえないと思えてしまう。

自分の場合、
親の年金や貯蓄だけでは生活できないし
父親はまだ家事をしてくれるけれど
母親が以前にしてくれていたときみたいに
ちゃんとした家事を期待するのは難しい。
なので自分も働かなければならないし
ある程度の家事もしなければならない。

50代のひきこもりのかたは
髪を切りに行ったりするのだろうか?
具合が悪くなったら病院に行ったりしないだろうか?
考えれば謎だらけだけど
食べなきゃ死んじゃうし
人ひとりが生きていればどうしたってお金が必要。

いつか親御さんが
体調崩されたり、いつか亡くなられたりしたときにはどうするのか?
そういう日は必ず来るが
環境が変わったからといって
急に働きに出るのも無理だろうし
生活保護受給対象となるのだろうか?

とにかく
ひきこもり=若い人というイメージがあったけれど
必ずしもそうではなく
ということはつまり
メンタル弱い自分も
いつかひきこもりになる可能性があるということ…

配偶者も子もいない自分が働くモチベーションは何か?と言えば
自分が生きていくため、自分の食いぶちを稼ぐためだけど
もしも誰かが自分の生計を、そして老後を支えてくれるなら
働かなくなるかもしれない。

何が正しくて何か間違いなのかわからないけれど
50代のひきこもりが社会的に間違いだとすれば
自分みたいに配偶者も子もいなくて
親には孫の顔も見せられない50代は
社会的に間違いである気もする。

うまく整理できないけど
言ってることが支離滅裂だけど
上から目線で言うつもりはさらさらないけど…

自分の生活を自分で支えられる人は偉いかもしれないけれど
たとえそれができていたとしても
周りを幸せにできない人は全然偉くない気がする。

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