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ノンとかアとかパンとか

昔ほどTVを観なくなったけれど
なんとなく気になる番組は
とりあえず録画しておいて
あとで観たり観なかったり…

テレビ東京系列で放映されていたドラマ
「生きるとか死ぬとか父親とか」

観る前はタイトルが重すぎて観るのに耐えられないかも
と思っていたけど
とりあえず観てみたら
自分と同じような年代の登場人物に共感が持てて結構面白くて
全話録画して観ている最中。

このドラマの原作がジェーン・スーというかたで
どこかで見た覚えがあるなと思っていたら
ラジオクラウドの番組のタイトルに
「ジェーン・スー 生活は踊る」というラジオ番組があり
さらにジェーン・スーがパーソナリティを務める
「OVER THE SUN」というクラウド配信のみの(ラジオでは放送されない)番組があり
聴いてみたらこちらも結構面白かった。

ジェーン・スーという人をそれまで知らなかったが
アラフィフの女性でエッセイとか書く人らしい。

「OVER THE SUN」でジェーン・スーと共にパーソナリティを務める
堀井美香さん(こちらには「さん」付けするのはなぜ?)も
やはりアラフィフのTBSアナウンサー。

自分と同年代の
というか自分より年下だけど
女性2人が語る井戸端会議的なトーク番組が
こんなに面白いとは思わなかった。

「OVER THE SUN」という番組タイトルは
オーバー・ザ・サン≒おばさん
ということらしいし
番組の中で「OVER!」とかけ声みたく入るのも
オーバー≒おば
ということなのかと思ったり…

番組の中でリスナーからのメッセージを読むが
リスナーはほぼアラフィフの女性と思われる。

先日の放送では
既婚のアラフィフの女性からのメッセージが読まれていた。
彼女はセックスに興味関心がなく
自分に問題があるのではないかと思っていたが
最近になってノンセクシャルというカテゴリがあると知り
モヤモヤが晴れてスッキリした
みたいな内容が紹介がされていた。

ノンセクシャルというのは
「他者に対して性的欲求を抱かないセクシュアリティ」
だそうな。

番組ではさらに
アセクシャルとパンセクシャルについても触れていたが
アセクシャル
「他者に対して性的欲求も恋愛感情も抱かないセクシュアリティ」
パンセクシュアル
「『好きになるにあたってセクシュアリティを条件としない』というセクシュアリティ」
だそうな。

そんなカテゴリがあり
そんなカテゴリにあてはまる人もいるんだ…と驚いた。

昭和に生まれた自分は
男性は女性が好き・女性は男性が好き
といういわゆる異性愛=ヘテロセクシュアルが当たり前だと思っていて
なぜそれが当たり前と思ったのかはわからないけれど
異性愛が当然であるという教育がなされていたためか
世間には異性愛を前提とする同調圧力があったためか…
(昔は「同調圧力」という言葉も聞かなかった気がする)

同性愛=ホモセクシャルは
自然の摂理に反する異端だと思っていたこともあるけれど
近ごろは多様性の時代とかで
LGBTとかLGBTQとか言われて
TVでもBL的なドラマが放映されたり
NHKでもトランスジェンダーの海外ドラマが放映されたり
昔では考えられない状況になっている。

令和に郷ひろみが「男の子女の子」とか歌ったら
バッシングされるのだろうか?(笑)

でも多様性の時代と言っても
現実はまだ追いついていなくて
たとえば自分の職場で
「私は○○です」
と知らされたとしても
自分も含めて周囲がそれを受けとめられるかというと
まだまだ難しい気がするし
ましてや自分が何かを告白するなんで
職場のみならず家族ですら無理。

正確には忘れてしまったけれど
たしかアメリカではパスポートに表記される性別を
これまでの男性と女性だけではなく
性自認を表現できるように選択肢を増やす検討がなされていると
ニュースで伝えていた。

ってか性別の表記で混乱するくらいなら
もういっそ性別の表記とかなくてもいいんじゃね?
と思うのは私だけではないはず。

つまりは
♪何歳に見えても私誰でも
 私は私よ関係ないわ
 特別じゃないどこにもいるわ
 ワ・タ・シ 中年A♪
ということで…(笑)
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