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全然楽しくない懇談会

毎度の会社ネタである

ある日、人事からのメールが届いた
「お偉方との懇談会に出席せよ」とのこと

若年層とか中堅とかベテランとか
いくつかの世代でメンバーが集められて
順次開催されているらしい

自分が出席せよと言われたのは当然「ベテラン」の回
ベテランというと聞こえがいいけど
要するに年寄りである
具体的には50代後半の数名が出席する回とのこと

これって新手のパワハラとしか思えない…
何とか言い訳を見つけて欠席してやろうとか思ったけど
別の回に出席するまで延々と招集され続けるかもと思い
観念して出席することに

このことをある同僚に話したら
「嫌がらせですよ
 いつまで会社にいるんだってことですよ(笑)」
と言われて納得(笑)

別の同僚に話したら
「あのお偉方は話し好きだから
 勝手にしゃべらせておけばいいんですよ」
と言われてこれまた納得(笑)
たしかに朴訥なお偉方っていないかも…

そして当日
「聞く力」を存分に発揮しようと臨んだのであった

懇談会のテーマは
・65歳までの働き方
・若い人たちへのメッセージ
・会社への提言
みたいなことだったと思う

根が真面目な自分は
質問されたら答えなきゃと思い
いちおう答えは用意したものの
自分にとってはどれもチンプンカンプン(←死語)

・65歳までの働き方 については
「どうして65歳まで働く前提になっているんですか?」
「60歳定年で働くのを卒業したらダメなんですか?」
なんてことを言えない雰囲気を同調圧力というのだろうか?

自分が就職した昭和は定年といえば60歳で
(自分が知らなかっただけかもしれないけれど)
定年後再雇用なんて制度はなかった気がする

60歳定年までと思い続けて働いてきたのに
60歳が近づいてきたら65歳まで働けなんていうのは
42.195 kmを走ってゴールできると思っていたのに
ゴールはまだ先だったみたいなことで
モチベーションはダダ下がりな気がする

65歳まで働きたい人は働けばいいし
60歳でリタイアしたい人はリタイアすればいいし
それが多様性ってものじゃないですか?
(↑たぶん違うけど…)

・若い人たちへのメッセージ っていうのも
言いたいことがなくはないけど
自分が若者だったとき(もあったはず)
年寄りの言うことに耳を傾けたかというと
いちおう聞くことはあったかもしれないが
おそらく聴くことはなくて
「年寄りの話は長いんだよ」と思うのが関の山

だから自分が年寄りになったら
若い人に小言みたいなことは言うまいと思っていた
果たして今、そのとおりになっているかは疑問(笑)

・会社への提言 っていうのも
どうなんだろう?って思ってしまう
「何か提言したとして会社はそれを真摯にとらえてくれるんですか?」
「結局、聞き流すだけで耳触りのいいことしか言わないんじゃないんですか?」
サラリーマン生活が長くなるとすっかり諦めモードになっている

そのお偉方いわく
「こういう懇談会を既に30回くらい開催している」とのことだけど
「どんだけヒマなんですか?」
「こんなことにそんなに時間を割いていてうちの会社は大丈夫なんですか?」
とか言いたかったのは私だけではないはず

話しやすい雰囲気を作りたいのなら
おいしいコーヒーとケーキくらいは出してほしかった
せめてお茶だけでも(笑)

そんなこんなで辛くて長い1時間
傾聴に徹した自分はお偉方から
「神経質そう」と言われて
気分悪いこと、このうえない(笑)

自分はお偉方の顔と名前くらいは当然わかるけど
一緒に仕事をしたことがあるはずもなく
当然のことながらお偉方は自分のことを知る由もなく
懇談会では部署と名前が大きく書かれたネームプレートを首からぶら下げて
「これって何かの見せ物ですか?」
あるいは
「どこかの受刑者ですか?」
みたいな感覚

それもこれも給料のうち
1時間じっと座っていればお金がもらえるんだから…
と思いながらサラリーマン道を貫くのであった

懇談会が意義あるものとなるように
活発な意見交換を促すために
モデレーター的な役割を積極的に果たしてくれる
立派なかたもいらしたけれど

こんなにぐうたらで志の低いサラリーマンが
会社に一人くらいいても見逃してほしい(笑)

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