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地雷ふみふみ

ちなみに
「ねこのふみふみ」は
Eテレ 2355で流れていた、
ねこのしぐさで癒される曲です。

「地雷を踏むな 大人のための危機突破術」(田中 優介 著・新潮新書)を読んだ。

今日一日が無事に過ごせるようにと
毎日のように祈る自分は
祈ることしかできないのだが
危機管理がうまくできれば
穏やかな日々を過ごせるのではないかと思ったのだ。
物理的な危険はなくとも心の平安を欲しているのだ(笑)

読み始めてしばらくは
「良好な人間関係を構築しましょう」的な内容で
そんなことは言われなくても誰でもわかっていますよ
と言いたくなったが
後半になると
警察とか弁護士とのつきあいかたとか
普段、考えないような内容で興味深かった。

でも納得いかなかったのは
新垣 隆さんというかたの謝罪のしかたが絶賛されていること。
聴覚障害を持ちながら作曲をしたとされる佐村河内 守さんのゴーストライターが
新垣 隆さんだそうな。

佐村河内 守さんにゴーストライターがいると発覚するやいなや
開いた謝罪会見が絶賛されているのだが
謝罪が評価されるというか褒められるみたいなのってどうなの?
と思ってしまう。

新垣 隆さんは法的には何ら問題ないそうだし
この本は「危機回避」ではなく「危機管理」がテーマなので
どう謝罪すべきかを説くのはおかしくないのかもしれないけど
たとえば殺人犯の謝罪のしかたがうまい、とか言われても
納得できないし理解できない。

そもそも謝るようなことをしなければよかったのでは?と思うけど
誰しも謝らなければならないことをしでかしてしまうということか…

ちなみにフィギュアスケートの髙橋大輔選手は
佐村河内 守さんの曲を使用したプログラムのシーズンで
ゴーストライターの存在が発覚して
プログラムの曲を変更するかどうかみたいな状況になったけど
結局、プログラムを変更せずにその曲を使い続けたことを覚えている。

あと印象に残ったのは
特殊詐欺(オレオレ詐欺)の被害にあうと
被害者は「だまされて金をとられてくやしい」とか思うほかにも
子供との関係が悪くなってしまうことが辛いということ。

ある被害者は息子から
「あれだけ気をつけろと言ったじゃないか!
 馬鹿じゃないのか?
 俺の声も判別できないのか?
 しかも、俺が会社の金を横領した?
 そんな人間だと思っていたのか?俺のことを」
と言われたそう。

自分の親が特殊詐欺の被害にあったら
自分も同じようなことを言ってしまうかも…
ちなみにうちにはそんな金はないから安心(笑)

でも自分が歳をとるように
親も歳をとっているのだから
いつまでも昔の親のイメージを持っていてはいけない気もする。
自分ですら信じられないことをやらかしてしまうのだから
親だって信じられないことをやらかしてしまう可能性は十分ある。
これってウチだけか?(笑)

これだけ特殊詐欺に気をつけましょうと
あちこちで言われているのに
それでもなお被害がなくならないのは
親の心理をうまくついた犯人の手口の巧妙さとか
そうした要因もある気がする。
つまり被害にあわないようにするのは
そんなに簡単なことではないように思う。

特殊詐欺といえば
いつだったかNHK「ラジオ深夜便」をボーっと聴いていたら
渋沢栄一の孫である鮫島純子さんというかたが話をされていて
特殊詐欺にあった鮫島さんが思ったのは
「だまされて金をとられてくやしい」とかではなくて
「とられたお金はもともと自分のところにあるべきお金ではなかったのだから
 それが世間に戻っていっただけ」
みたいなこととか
「この犯人の親御さんは
 このことを知ったらどんなに悲しむだろう」
みたいなことだそう。

ちょっと強がりな気もするけど
聡明で裕福な名家のかたは
とられるお金もない、自分のような庶民とは考えることが違うんだなと
唖然とした…

本来、地雷は動かないものだけれど
現代社会の地雷は動いたり、種類も変わったりするらしい。
昔なら何気なく言っていた一言が今はセクハラになったりする、みたいな…

とすれば
もはや地雷を踏まずに生きていくのは自分には無理。
地雷を踏んでもなお
ゾンビのように生き続けるか
はたまた映画「ダイ・ハード」(だったと思う)のように
爆炎の向こうから悠然と歩いてくるようなタフさが欲しい。
フィジカルもメンタルも…

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ルックスがディスアドバンテージ

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ドラマ「パパがも一度恋をした Papa fell in love again」は
小澤征悦と塚地武雅が出演していて
「おっさんずラブ」とか「きのう何食べた?」系のドラマかと思ったら
全然違っていた(笑)

小澤征悦はまだしも
大変失礼ながら、塚地武雅は
田中圭とか西島秀俊とか内野聖陽とは系統が違う…

ドラマの内容は…
「ある日、死んだママが、おっさんの姿で帰ってきた。
 最愛の妻を亡くし、絶望したパパが再び立ち上がるまでの世にも奇妙な愛の物語」
(番組HPより)

死んだママを本上まなみ
おっさんを塚地武雅が演じている。
こんなビフォーアフターがあるだろうか?

内面は死んだママなのに
外見がおっさんに変わっていたら
家族は受け入れられるか?
みたいなことがドラマのテーマのひとつになっている。

やっぱ
外見は大事というか
外見も大事というか
人は見た目が9割というか
そういう意味では自分はかなり不利(笑)

概してブサイクよりイケメンのほうがよいのだろうが
イケメンが常によいかと言えば
そうでないこともある。

ちょっと例えは違うけど、自分の場合、
「運動神経よさそう」と言われることが
20年に一度くらいあるが(笑)
そんなことはまったくない…

これってルックスが招く誤解とでも言うのだろうか?
本人にとっては困った事態になるかもしれない。

たとえば、職場に中途入社の人が入ってきたとして
賢そうに見えて、仕事もできそうに見えて
実際に仕事をやらせてみたらそうでもないと
周りの人の失望や落胆が大きい気がする。

逆に
見るからに賢くなさそうで、仕事もできなさそうなのに
実際に仕事ができると
意外なギャップが好感度アップにつながる気がする。

ルックスだけでなく内面も評価すべきで
自分の場合、ルックスより内面で評価してほしいと思うけど
評価に値する内面を持ちあわせているかといえば
どうしようもないキャラなので
それはそれで困る…

理想は
「私、脱いでもスゴいんです」(←死語&意味不明)

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