日曜に開いててくれてありがとう
とある金曜の夕方、会社で仕事をしていたのだが、
席を立って歩こうとすると、右足のももの付け根あたり（体側）に痛みを感じて、
ちょっと片足をひきずるようにして歩いていた。
怪我もしてないし何かにぶつけたりもしてないし転んでもいないし、痛みの原因が思い当たらない。
しいて言えば火曜から木曜にかけて、
夜に布団に入って右側の体側を下にして横向きに寝てスマホで動画を観ていたのがよくなかったのだろうか。
いや、そんなことでこんなふうになることは、若いときならもちろんないだろうが、
歳をとって筋肉の柔軟性も失われて、長い時間、同じ体勢でいると、痛みが生じるのだろうかと思ったり。
ちなみにスマホで観ていた動画は「チェリまほ」＝「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（笑）
とりあえず家に帰って久しぶりにストレッチをした。
筋とか伸ばせばいくらかよくならないかなと思った。
翌日の土曜、家の用事があってなんやかんや動いていたのだが、
前日より痛みはひどく、それも時間が経つにつれてひどくなるようだった。
午前中にはスーパーの階段の上り下りが痛くてつらくて、夕方ごろには何かにつかまりながらでないと歩くのも億劫だった。
その日は軽く夕食を済ませてすぐに横になった。
布団に入ってしばらくは眠ったのだが、痛みはおさまらず、筋肉がほぐれないかと揉んでみたりしたが、まったく効果なし。
痛くて右にも左にも寝がえりをうつことができず、ずっと仰向けのまま、足を曲げた状態だった。
これはいったい何？肉離れ？悪性の病気？とにかく痛くてどうしようもないなかった。
翌日、日曜の朝、ベッドから起き上がるのも痛くてつらくて、歩くのも痛くてつらくて、とりあえず朝食を済ませた。
このまま一日過ごすのもつらいので、病院に行けないかと思った。
ネットで「整形外科 日曜」みたいなキーワードで検索して、家から一番近い病院に行ってみることにした。
ネットの情報だし、初めて行く病院なので、本当に診察しているのか不安だったけど、家でウダウダしていても仕方ないので。
家を出るときには杖のかわりに傘を持って出た。
車に乗り込むとき、足を曲げるのも痛くてつらかったが、乗ってしまえば運転はできた。
ナビに病院の住所を入力して病院に向かった。
日曜に病院に行く人なんているのかな、と思っていたが、着いてみると結構な人で、日曜に開いている病院は重宝されるのかなと思った。
自分が診察される番になって、自分より少し年上と思われる、眼鏡をかけたスキンヘッドの先生に症状とかを説明して、レントゲンを撮ることになった。
その後、レントゲンの画像を見ながら先生から説明を受けた。
「痛かったでしょ。もっと早く来れたらよかったのに。」と言われた。
なんでも右足のももの付け根あたりにカルシウムがたまっているとのこと。たしかにレントゲンの画像では白っぽくなっている。
「歯車に砂がかむみたいになって痛むんです。血の巡りがよくないとこういうことがあります。」と言われた。
このところ、運動もしていなくて、血の巡りはよくないかもしれないけど、
カルシウム摂りすぎってことはないだろうし、なんだかよくわからなかった。糖分と脂質は確実に摂りすぎ（笑）
診察台に横になって、先生が足を曲げたりしながら「痛いですか？」ときかれて「痛いっ！」と叫ぶようにこたえた。
左の体側を下にして横向きに寝かせられ「痛み止めを注射しますね。」と言われて2本注射された。
「注射、痛いですか？そうきかれると『痛い』とはこたえにくいでしょ？」と言われ、ちょっと面白い先生だなと思った。
「明日もう一度来て、様子を見せてください」と言われ、そのあと、腰痛をやわらげる体操を教えてもらい、飲み薬も出してもらった。
こんなに痛いのに処方箋を出されて、またどこかの薬局に行かなければならなかったらどうしようかと思ったけど、その場で薬をもらえてありがたかった。
家に着くころにはなんとなく痛みもおさまりつつあるようだったが、その日は何もせずにずっと横になっていた。
翌日の月曜、普通に仕事に行った。
状態によっては会社を休むことも考えたが、多少違和感はあるものの、特に痛みもなく、ほぼ普通に歩くことができた。
会社を定時退社して、病院へ行って、先生に診てもらった。
「大丈夫そうですね。注射も薬もなくてよさそうですね。」と言われた。
先生に「これは完治するものではないので、だましだましつきあっていくみたいなことになるんですかね？」ときいてみた。
先生は「血の巡りがよくなって改善されることもありますが、いつまた痛むかわかりません。昨日教えた体操はしましたか？」ときかれて
「えっと…少ししました」とこたえると、嘘をついているのがバレて「ちゃんと体操するんですよ」とキツめに言われた。
救急車を呼ぶほどではなかったけれど、どうにかならないかと病院に行きたかった日曜、開いている病院は本当にありがたかった。
どの病院も一斉に日曜休診となるのではなく、一定の病院は日曜も診察してもらえるといいなと思った。
経営的には難しいかもしれないけど、24時間診療の歯医者とかもTVで見た気がするし、診療形態も多様化するといいのてはないかと思う。
とにもかくにも
梶川先生、本当にありがとうございました！
席を立って歩こうとすると、右足のももの付け根あたり（体側）に痛みを感じて、
ちょっと片足をひきずるようにして歩いていた。
怪我もしてないし何かにぶつけたりもしてないし転んでもいないし、痛みの原因が思い当たらない。
しいて言えば火曜から木曜にかけて、
夜に布団に入って右側の体側を下にして横向きに寝てスマホで動画を観ていたのがよくなかったのだろうか。
いや、そんなことでこんなふうになることは、若いときならもちろんないだろうが、
歳をとって筋肉の柔軟性も失われて、長い時間、同じ体勢でいると、痛みが生じるのだろうかと思ったり。
ちなみにスマホで観ていた動画は「チェリまほ」＝「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（笑）
とりあえず家に帰って久しぶりにストレッチをした。
筋とか伸ばせばいくらかよくならないかなと思った。
翌日の土曜、家の用事があってなんやかんや動いていたのだが、
前日より痛みはひどく、それも時間が経つにつれてひどくなるようだった。
午前中にはスーパーの階段の上り下りが痛くてつらくて、夕方ごろには何かにつかまりながらでないと歩くのも億劫だった。
その日は軽く夕食を済ませてすぐに横になった。
布団に入ってしばらくは眠ったのだが、痛みはおさまらず、筋肉がほぐれないかと揉んでみたりしたが、まったく効果なし。
痛くて右にも左にも寝がえりをうつことができず、ずっと仰向けのまま、足を曲げた状態だった。
これはいったい何？肉離れ？悪性の病気？とにかく痛くてどうしようもないなかった。
翌日、日曜の朝、ベッドから起き上がるのも痛くてつらくて、歩くのも痛くてつらくて、とりあえず朝食を済ませた。
このまま一日過ごすのもつらいので、病院に行けないかと思った。
ネットで「整形外科 日曜」みたいなキーワードで検索して、家から一番近い病院に行ってみることにした。
ネットの情報だし、初めて行く病院なので、本当に診察しているのか不安だったけど、家でウダウダしていても仕方ないので。
家を出るときには杖のかわりに傘を持って出た。
車に乗り込むとき、足を曲げるのも痛くてつらかったが、乗ってしまえば運転はできた。
ナビに病院の住所を入力して病院に向かった。
日曜に病院に行く人なんているのかな、と思っていたが、着いてみると結構な人で、日曜に開いている病院は重宝されるのかなと思った。
自分が診察される番になって、自分より少し年上と思われる、眼鏡をかけたスキンヘッドの先生に症状とかを説明して、レントゲンを撮ることになった。
その後、レントゲンの画像を見ながら先生から説明を受けた。
「痛かったでしょ。もっと早く来れたらよかったのに。」と言われた。
なんでも右足のももの付け根あたりにカルシウムがたまっているとのこと。たしかにレントゲンの画像では白っぽくなっている。
「歯車に砂がかむみたいになって痛むんです。血の巡りがよくないとこういうことがあります。」と言われた。
このところ、運動もしていなくて、血の巡りはよくないかもしれないけど、
カルシウム摂りすぎってことはないだろうし、なんだかよくわからなかった。糖分と脂質は確実に摂りすぎ（笑）
診察台に横になって、先生が足を曲げたりしながら「痛いですか？」ときかれて「痛いっ！」と叫ぶようにこたえた。
左の体側を下にして横向きに寝かせられ「痛み止めを注射しますね。」と言われて2本注射された。
「注射、痛いですか？そうきかれると『痛い』とはこたえにくいでしょ？」と言われ、ちょっと面白い先生だなと思った。
「明日もう一度来て、様子を見せてください」と言われ、そのあと、腰痛をやわらげる体操を教えてもらい、飲み薬も出してもらった。
こんなに痛いのに処方箋を出されて、またどこかの薬局に行かなければならなかったらどうしようかと思ったけど、その場で薬をもらえてありがたかった。
家に着くころにはなんとなく痛みもおさまりつつあるようだったが、その日は何もせずにずっと横になっていた。
翌日の月曜、普通に仕事に行った。
状態によっては会社を休むことも考えたが、多少違和感はあるものの、特に痛みもなく、ほぼ普通に歩くことができた。
会社を定時退社して、病院へ行って、先生に診てもらった。
「大丈夫そうですね。注射も薬もなくてよさそうですね。」と言われた。
先生に「これは完治するものではないので、だましだましつきあっていくみたいなことになるんですかね？」ときいてみた。
先生は「血の巡りがよくなって改善されることもありますが、いつまた痛むかわかりません。昨日教えた体操はしましたか？」ときかれて
「えっと…少ししました」とこたえると、嘘をついているのがバレて「ちゃんと体操するんですよ」とキツめに言われた。
救急車を呼ぶほどではなかったけれど、どうにかならないかと病院に行きたかった日曜、開いている病院は本当にありがたかった。
どの病院も一斉に日曜休診となるのではなく、一定の病院は日曜も診察してもらえるといいなと思った。
経営的には難しいかもしれないけど、24時間診療の歯医者とかもTVで見た気がするし、診療形態も多様化するといいのてはないかと思う。
とにもかくにも
梶川先生、本当にありがとうございました！
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