ニューイヤーブルーまたは年末年始うつ

「マリッジブルー」的な「ニューイヤーブルー」というべきか
「産後うつ」的な「年末年始うつ」というべきか
わからないけど…

週末恒例の買い出しにいつものスーパーへ行くと
クリスマスケーキの予約やら年賀状の予約やら
やたらと目立つようになってきて
ハロウィンも終わったし
もうそういう時期なのだろうけど
なんだか気分が落ち込んだ気がした

今年のクリスマスケーキはどんなのを買おうとか
来年の年賀状はどんなのにしようとか
（年賀状って今年の年賀状？来年の年賀状？どちらが正解？）
そんなウキウキした気分にはなれず

大掃除は適当に済ませるにしても
おせちはどうしようとか
お雑煮はどうしようとか
ついこのあいだ
そんなことを考えていたような気がするのに
もう1年近く経ったのかと思うと
なんだかため息しか出ない

別に何もしなくてもクリスマスもお正月も来るのだけれど
いちおう家族もいて自分ひとりではないので
クリスマスはよしとしてもお正月は
できる範囲でそれなりのことを
あれやこれやしなければという
義務感にかられる自分がいる
誰にも求められてはいないけど…

子供の頃は
大晦日にはいつもより夜ふかしをして
レコード大賞や紅白を見るのが楽しかったし
社会人になってからは
年末年始の休暇が楽しみだったけれど
このごろはそれほど楽しみではないし
どうでもいい気がする

クリスマスパーティとか
カウントダウンイベントとか
自分のようなおひとりさまには無縁だし
以前は年末の休暇に入ると
東京へ遊びに行ったりしていたけれど
ここ数年は家庭の事情的なこともあり
さらに昨今はコロナ禍ということもあり
ひきこもりの年末年始である

でも今年、いつもと違うのは
12月26日（日）に開催される
「年納め恒例男性祭！
　池田聡 Live Only For Men第5弾」
の予約をしてしまったこと

参加資格が戸籍上男性であることという
池田聡の東京でもライヴである

池田聡のライヴにはこれまで3～4回行ったのだが
圧倒的に女性ファンばかりで
自分みたいなおっさんはごく一握りで肩身の狭い思いをしていた

以前、ツイッターでそんなことをつぶやいたら
「男性だけのライヴもありますよ」
と奇特なかたが教えてくださった

今回はOnly For Menなので
そんな思いをすることもないだろうと思うのである

2020年3月初旬の池田聡のライヴの予約をキャンセルしてから
1年半以上が経過したことになる

とりあえず来年2022年は
コロナ禍から抜け出して
以前のような暮らしに
みんなが戻ることができるといいなと思う

ニューイヤーブルーとか
年末年始うつとか言ってないで
おひとりさまはおひとりさまなりに
クリスマスもお正月も楽しむことができるはずだし
そういう気分でいたほうが
良い年を迎えられそうな気がする