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昭和レトロではないけれど

とある土曜日の夜
次の日曜日は早朝に用事があって早起きしなければと思いながら
なかなか寝付かれずに
radikoのタイムフリーで「タブレット純 音楽の黄金時代」を聴いていた

「タブレット純 音楽の黄金時代」は
ざっくり言ってしまえば昭和歌謡を紹介する番組で
リアルタイムでは知らなくても耳なじみのある曲が流れたり懐かしく聴いていた
決して昭和レトロ・ブームに乗っかるわけではない
なぜなら昭和をリアルで体験しているから(笑)

もし自分がこの番組にリクエストするならば
夏に向かうこの時期には
サーカスの「Mr. サマータイム」か
早見優の「夏色のナンシー」か…などと思いながら
「Mr. ミスターサマータイム」は45年前の曲
「夏色のナンシー」は40年前の曲であることに衝撃(笑)

芸能人というのは
デビューすればTVで華やかに活躍する人ばかりだと昔は思っていたけれど
人気が出るのはそんなに簡単ではなくて売れない人もいて
そういう人はどうやって生活していたんだろうと思ったり
あるいは一生を風靡した人でも
その後はどうやって生活しているんだろうと思ったり
いわゆる「あの人は今」みたいなことをぼんやり考えていた

どこに住んでいるのか?どんな仕事をしているのか?
誰が料理や掃除や洗濯をしているのか?
なんてことを考えていると
人が生きていくのは本当に大変なことなんだなぁとしみじみ思ったり…
他人の心配をする前に自分の心配をしろ!と言われそうだが(笑)

「タブレット純 音楽の黄金時代」を聴きながら
なぜだか原田知世の「時をかける少女」を思い出して
いつの映画だったろうかと思ってネットで調べてみたら
これもやはり40年前の映画だった

たしか薬師丸ひろ子の「探偵物語」と二本立てで上映されていて
ちょっと親に反抗したくて夏休みに1人で見に行った記憶がある
今から思えばとてもかわいいレベル(笑)

その当時、詳しくは忘れてしまったけれど
おそらく自分が何かしたいと言ったことに対して
母親から「どうせできるわけがない」とかそんな否定的なことを言われて
母親と1ヶ月ほど口もきかず顔も合わせないようにしていたことがあった
思春期の男子なら普通のことか?(笑)

それくらいのことで腹を立てていたのは
いまにして思えばまだまだ青かったんだなと思う
世間を渡っていくには 社会で生きていくには
「それぐらいのことはいくらでもある」と当時の自分に言ってやりたいけど
おそらくそう言われたとしても
当時の自分には刺さらないというか響かないというか
若いってそういうことだと思う

ところでネットで「時をかける少女」を調べていたら
(原田知世が出演した映画でアニメのほうではないのだが)
ネットには英語でのタイトルが記載されていて
それが”The Little Girl Who Conquered Time”となっていた

conquerって征服するとかそういった意味らしいけれど
「時をかける」って言う表現にconquerを使うんだ
runとかflyとか移動を意味する動詞じゃないんだ
と知ってちょっと驚いた
時を自在に操るからconquerなのだろうか?

英文のタイトルと和文のタイトルが違う映画はおそらくいくつもあるけど
この場合は後から英文のタイトルがつけられたわけで
これって英文のタイトルをつける必要はあったのだろうか?
海外でも公開されたからだろうか?
海外で公開するなら英文のタイトルは重要で
やはりconquerが適していたのだろうけど
そんな動詞の選択は自分には難しすぎて無理(笑)

この映画のタイトル曲「時をかける少女」は
いつまでも自分の記憶に残る感じである
自分も時をかけることができるならいつに戻りたいのか?
過去に戻りたいのか、将来に行きたいのか、
いやもう今のままで人生終わってもいいのか?

この映画みたいなキラキラした青春時代はなかったから
過去に戻って青春時代をやり直せたらよいのかもしれないけど
今も昔も自分のキャラはさして変わっていないように思うから
過去に戻ったとしても同じことを繰り返すだけで
conquerとはならないだろう

キモいオヤジがラベンダーの香りで気を失って…
みたいな映画って興行的に成立するだろうか?
イケオジだったらOKかも(笑)

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