令和枯れすすき

「昭和枯れすすき」はさくらと一郎
「平成枯れすすき」はこのブログで書いたと思っていたが書いてなかったらしい

恒例の替え歌シリーズ（笑）

♪ 貧しさに負けた　
　いえ世間に負けた
　この部署も追われた
　いっそきれいに辞めようか
　力の限り働いたから
　未練などないわ
　花さえも咲かぬ
　ジジイは枯れすすき　♪

部署異動の内示を受けた
自分的には定年までカウントダウン状態で
今の部署で定年を迎えられればと思っていたのに
どのくらいカウントダウン状態かというと
役職定年とか言われるお年頃なのに
（役職ついていないけど（笑））

「鷹宮さんにとっていい話だから」
とかお偉方に言われたけれど
マニュアルに書かれているような
心のこもらないうわべだけの社交辞令は要らないし
実質的には戦力外通告というか
口減らしというか（今のご時世、この表現はコンプラ的にアウト？）
もっというと退職勧告かもしれないけど
（あながち被害妄想でもないかも…）
「絶対に辞めてやんねえからなっ！」（笑）

田舎に一人で住む年老いた父親を心配して
都会に住む息子夫婦が
「オヤジも俺たちと一緒に住まないか？」
と言うのに対して
「ワシは住み慣れたここを離れる気はない」
と返す老人の気持ちがおわかりだろうか？

若いときからそうだけど
自分は環境の変化に順応することが苦手で
歳を重ねるほど苦手な度合いが増している気がする

「自分は何か悪いことをしましたか？」
とか直属の上司に愚痴ってしまったけど
何かしたからバチがあたったとかではなく
何もしていないから
パフォーマンスをあげていないから
戦力外通告なんだろうな…
だって部署になくてはならない人だったら異動とかないわけだし…

いつだったか他部署のお偉方から
「鷹宮くん、成長していないね」
とか言われてかなり凹んだけれど
事実と言えば事実で
スキルアップにつながるような自分磨き的な努力をしているわけではないし
リスキリングとポン・デ・リングの区別もついていないし（笑）
こんなんだからこんな目に遭うんだろうな

新たな部署には
自分的にはハラスメントの魔王様みたいなヤツもいて
以前にヤツから送られてきたハラスメントのメールを思い出すと
「なぜあんなヤツがあんなポジションに？」とイラつくことしかないけれど
出るところに出たらあのメールは完全アウトでヤツを抹殺できそうだけど

働くってことは
お金をもらうってことは
そういうヤツにもそれなりに対処していかなければならないってことで
適度な距離感＝ソーシャル・ディスタンスをとる
ってか絶対に関わらないようにする！（笑）

新しい部署で自分が紹介されて異動の挨拶をすることになっても
「一日も早くこの部署の戦力になれるように」とか
「少しでも皆さんのお役に立てるように」とか
「一生懸命頑張ります」とか
そんなことは新人みたいなことは間違っても言わないようにする
だってウソはつけないタイプだから（笑）
ってか誰もそんなことを自分に期待していないし…

自分が部署異動の内示を受けたのとほぼ同じタイミングで
「二度めの海外赴任をすることになった」
とすごくお世話になっている人から聞いた
それを望んでいる人ならいいけれど
そうでもないみたいでかなり大変そうに思えた

それに比べれば自分はまだマシなのかも…
っていう考え方もなんか違うのだろうけど
これまで何十年とサラリーマンをやってきているのだから
自分のスタイルを崩すことなく
ってかもうどうにも崩せない自分のスタイルのまま
マイペースでどうにかやり過ごすしかない

昭和も平成も令和も花が咲かない枯れすすき（笑）
こんな高齢者が異動させられるのを不憫に思って
同情してくれた同僚には感謝しかない